疲れていた訳、化学的なモノに疑問を持つということ。
わたしは
世間一般で言う 「ミニマリスト」 では決してないです。
ミニマリストになるのは無理だなと思って
いつもトレンドにときめくまま商品を買って生きてきました。
買い物こそがわたしの生き甲斐
そう信じて
かわいいモノを選ぶ自分を誉めて生きてきました。
ある時、
わたしって
乾燥肌じゃなくて、脂性肌だったのか!?
と、
そんな真実にぶつかりました。
衝撃でした。
きっかけは実に簡単で、
毎日つけるファンデーションをパウダリーにしてみたのです。
パウダリーというか、それはもうお粉でした。
肌荒れが限界を超え、
もういいや、わたしは疲れてんの。
化粧もできないくらい疲れてんの。
見て分かって!
と
職場に対して自暴自棄になった事で、お粉出勤をしていました。
わたしの職種はメイク必須な為、結構驚かれた訳です。
まわりはエクステばしばしのアイラインしっかりのお目目にヘアカラー。
ネイルだって抜かりはないのです。
わたしは疲れて疲れて
ずっと継続してきたネイルさえ止めました。
わたしの薄い、二枚爪を隠すネイルを止めました。
ジェルネイルで圧が掛かり、小指の爪が半分になっても止めなかったネイルを止め、
小さい頃からの不眠症と、洗いすぎによる色素沈着の済んだ、
目のまわりに居候しているクマを隠すために使っていたリキッドファンデーションを止め、
お粉にしてみて、乾燥していないことに気付きました。
わたしは乾燥肌じゃなかったのです。
思い込みとは怖いもので、
特に女性は自分のアイデンティティのために自分を犠牲にします。
確かに効果があるのかもしれません。
そのコスメを使うことで自信に繋がり、
幸せになった人もいるでしょう。
しかし、
少し疑問に思う事で何もかもが逆転します。
偽った生活が悲しくなります。
わたしはそれをきっかけに
化学的なモノに対してたくさん疑問を持つようになりました。
化学的なモノを纏い、
結果的にわたしは疲れました。
体が堪えられなかったのです。
こうしてわたしは化学的なモノとオサラバする日々を過ごせるようになりました。